株初心者【必須知識】

【第2弾】誰にも教えたくない!ブックマーク必須の株サイト厳選7選

今回、個人投資家向けに役立つ自分で調べる系の株式投資サイトを紹介します。前回は総合情報サイトやスクリーニング系サイトを中心に紹介しましたが、今回はもう少し深堀りして、自分で情報を集めるためのサイトを重点的に取り上げます。知らなかったサイトがあれば、是非参考にしてみてください。

エディネット:金融庁管轄の有価証券報告書閲覧サイト

エディネットは、金融庁が管轄している有価証券報告書や市販機報告書、決算情報、開示情報を全て無料で閲覧できるサイトです。特に投資家にとっては財務情報の収集が重要です。エディネットの書類検索ページでは、気になる銘柄やファンドの情報を簡単に検索できます。例えば「任天堂」と入力し、有価証券報告書や市販機報告書をチェックして検索を押すと、任天堂に関する報告書が一覧で表示されます。また、大量保有報告書も検索可能で、有名な投資家がどの銘柄を大量保有しているかも確認できます。

株予報:業績情報とコンセンサス予想をまとめて確認

株予報は、気になる銘柄や保有銘柄の業績情報、コンセンサス予想を時系列で確認できるサイトです。例えば「トヨタ自動車」を調べ、アナリスト予想をクリックすると、現状の業績予想や会社予想との比較、過去の変化が一覧で表示されます。他社との比較も可能で、同業他社と比べてどの程度進んでいるか、一歩劣っているかも一目でわかります。特定のセクターをまとめて確認し、セクター全体が持ち上がっているのか、特定の銘柄だけが一人勝ちしているのかを見極めるのに役立ちます。

ザイマニ:財務分析に特化したサイト

ザイマニは、財務面の攻略に焦点を当てたサイトで、財務指標の勉強に最適です。「財務指標百貨」というページでは、安全性、収益性、成長性など様々な財務指標で企業を絞り込むことができます。例えば、EPSの成長率やROE、PER、PBR、PCFRなど、長期保有に欠かせない指標の解説が詳しくされています。初心者向けにエディネットの使い方やトレビューの解説もあり、痒いところに手が届くサイトです。

JPX:株式市場の仕組みを理解するためのサイト

JPX、日本取引所グループのサイトでは、株式市場の仕組みが意外にもちょこちょこ変わるため、その情報を把握するのに役立ちます。例えば、寄らずのストップ高が何日続いたら値幅拡大するなどのルール変更、デリバティブの祝日取引の開始などが掲載されています。直近では、トピックスの段階的ウェイト低減銘柄の一覧リストが公表されており、自分の保有銘柄に売り圧力が生じるかどうかも確認できます。株式市場の仕組みの変更によってどのような影響が出るのかを理解するために、定期的にチェックすることをお勧めします。

SBIネオトレード証券:SQ値とSQBの確認ページ

SQ(スペシャルクォーテーション)は、日経225先物などの株価指数先物取引やオプション取引の特別な価格で、SQ値が出てくるSQBの近くになると、株式市場の動きが一層激しくなります。SBIネオトレード証券のページでは、SQ値やSQBの日程を確認でき、日々のルーティンワークとして知っておくべき情報です。当日には速報値が大引け前に出たりするため、Twitterなどで話題になることも多いです。SQ値の高低が週明けの流れに影響することもありますので、定期的にチェックしてみてください。

CMEグループ:フェットウォッチツールで利上げの折込状況を確認

CMEグループのフェットウォッチツールでは、利上げの折込状況を確認できます。アメリカ株の金利上昇の流れが強い昨今、FOMCでの利上げ幅がどのくらいになるのかを把握することは重要です。トップ画面から各月のタブをクリックすると、利上げ幅がどの程度織り込まれているかを示す棒グラフが表示されます。例えば、11月の利上げ幅が97.1%で0.75%の利上げをほぼほぼ織り込んでいることがわかります。時系列での変化も確認でき、金融政策の方向性が大きく変わる時期には特に注目すべきツールです。

マネックス証券:銘柄スカウターで銘柄分析

マネックス証券の銘柄スカウターは、過去10期以上の長期業績グラフ表示や3ヶ月区切りの業績表示、理論株価、配当の推移などを一つの画面で確認できるツールです。例えば「KDDI」の株価や時価総額、ROE、ROA、会社の経常利益予想、コンセンサス予想、PER、PBR、配当利回り、自己資本比率などが一覧で見られ、事業内容や業務提携の関係性も詳しく表示されます。特にビギナー向けに、直近10年の配当推移や配当性向、連続増配年数なども解説されており、気になる銘柄があったらまずこのツールで確認することをお勧めします。

関連する質問と回答

エディネットの一番の利点は何ですか?

エディネットの一番の利点は、金融庁が管轄しているため信頼性が高く、有価証券報告書や市販機報告書、決算情報などを無料で閲覧できる点です。

株予報を利用するメリットは何ですか?

株予報を利用するメリットは、気になる銘柄や保有銘柄の業績情報やコンセンサス予想を時系列で確認できることです。他社との比較も容易で、セクター全体の動向を把握するのに役立ちます。

ザイマニはどのようなユーザーに向いていますか?

ザイマニは、財務分析の勉強をしたい投資家や、テクニカル分析に詳しいがファンダメンタルズ分析が弱いと感じているユーザーに向いています。

JPXのサイトを定期的にチェックする理由は何ですか?

JPXのサイトを定期的にチェックする理由は、株式市場の仕組みが頻繁に変更されるため、その変更点を把握し、投資戦略に反映させるためです。

フェットウォッチツールを利用するタイミングはいつですか?

フェットウォッチツールを利用するタイミングは、FOMCの前後や、利上げが注目されている期間です。利上げの折込状況を把握することで、株価の動きに対する見通しを立てやすくなります。